「定期予防接種」はお済みですか!?法律に基づいて市区町村が実施する無料で受けられる予防接種です

定期予防接種って何?

予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する定期予防接種と希望者が各自で受ける任意予防接種があります。定期予防接種の費用は、公費(一部で自己負担あり)ですが、任意予防接種は自己負担になります。
定期予防接種には、対象となる年齢や条件がありますので、市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村に確認しましょう。
鎌倉市の橋本クリニックは、鎌倉市指定の定期予防接種実施医療機関です。
予防接種は、ワクチンの種類によって複数回の接種が必要なものや数週間の間隔を空けて接種が必要なものがありますので、余裕をもって接種することをお勧めします。
つぎの予防接種に関しては常に実施できますが、事前にお電話でのご予約をお願いします。

イメージ:定期予防接種って何

橋本クリニックで接種できる定期予防接種の種類

対象疾患 対象年齢 標準的な接種年齢 接種回数 接種間隔 接種方法
ポリオ※1 生後3ヶ月~90ヶ月未満
(6週間以上の間隔で6回接種)
生後3ヶ月~18ヶ月(4月と10月の実施時期にそれぞれ1回接種) 2回 6週間以上 皮下
BCG 1期初回:生後3ヶ月~90ヶ月未満
(3~8週間の間隔で3回接種)
お勧めする接種月齢:生後3ヶ月~6ヶ月未満 1回 皮下
ジフテリア、百日咳、
破傷風(DTP 三種混合)
1期初回:生後3ヶ月~90ヶ月未満
(3~8週間の間隔で3回接種)
1期初回:生後3~12月 3回 3~8週 皮下
1期追加:生後3ヶ月~90ヶ月未満
(初回終了後6ヶ月以上の間隔をおいて1回接種)
1期追加:初回終了後1年~1年半後 1回 1年~
1年半後
皮下
ジフテリア、
破傷風(DTP 二種混合)
2期:11~13歳未満 11歳 1回 皮下
麻しん、風しん混合(MR)
または麻しん単抗原、
風しん単抗原
1期:生後12ヶ月~24ヶ月未満 1期:生後12ヶ月~15ヶ月未満 1回 皮下
2期:5歳~7歳未満(年長)
(小学校入学前年度に1回接種)
2期※2 1回 皮下
3期:中学1年生 3期※2 1回 皮下
4期:高校3年生相当の年齢) 4期※2 1回 皮下
日本脳炎 1期初回:生後6ヶ月~90ヶ月未満 3歳 2回 1~4週 皮下
1期追加:生後6ヶ月~90ヶ月未満
(1期初回終了後概ね1年後に1回接種)
4歳 1回 1期初回
終了後
概ね1年後
皮下
2期:9歳~13歳未満 9歳 1回 皮下
  • ※1集団接種、会場、日時は市にお問い合わせください。
  • ※2対象となる生年月日は市にお問い合わせください。

定期予防接種のご予約

TEL:0467-22-7226
  • 診療時間 9:00~18:00
  • 休診日 木・日・祝・土曜日の午後

定期予防接種の対象となる年齢や条件等についての詳細は
鎌倉市役所へお問い合わせください

定期予防接種に関するよくある質問Q&A

定期予防接種の対象年齢が過ぎてしまったのですが、今からでも公費(無料)で受けられますか?
定期予防接種の対象年齢を過ぎてからの接種は、任意予防接種(法定外)となり、無料では受けらず、有料となります。
対象年齢前の接種についても任意予防接種となりますので、公費負担はされず有料となります。
定期予防接種の対象年齢は、母体からの移行抗体(胎児の時にお母さんから子どもに与えられる免疫)の減少や、かかりやすい、あるいは重症化し易い年齢などを考慮し、決められています。定期予防接種の対象年齢内に受けるようにしましょう。
疾患にかかった後、定期予防接種を受けるまでに、どのくらい接種間隔をあけることが必要ですか?
定期予防接種は、お子さんの体調が良い時に受けることが原則です。
なんらかの病気にかかった後は、健康状態をかかりつけ医が判断し、定期予防接種のその時点での重要性(流行状況など)を考慮し決定します。かかりつけ医(接種医)によく相談しましょう。
とくにウイルス性疾患にかかった場合、定期予防接種を受けても、ワクチンウイルスが自然感染したウイルスによって干渉を受けてしまい、効果が期待できないことがあります。そのため、ウイルス性疾患にかかった場合は、定期予防接種を受けるまで次の間隔をあけることが決まっています。
  • 麻しん 個々の免疫状態の回復によりますが、治癒後、4週間以上あける必要があるといわれています。
  • 風しん・水痘・おたふくかぜ 個々の免疫状態の回復によりますが、治癒後、2~4週間以上あける必要があるといわれています。
  • 手足口病・伝染性紅斑・突発性発疹・かぜ 個々の免疫状態の回復によりますが、治癒後、1~2週間以上あける必要があるといわれています。
    いずれの場合も、かかりつけ医(接種医)によく相談しましょう。
海外へ引っ越したり、旅行する予定がある場合はどうすればよいでしょうか?
何を優先的に接種したらよいかは、お子さんの年齢(月齢)と行き先によって変わってきます。
今の年齢で受けられる予防接種は何か、行き先の国で流行している病気は何か、その予防接種は日本のどこで受けられるのかを調べましょう。
子どもにアレルギーがあるのですが、定期予防接種を受けることはできますか?
アレルギーのあるすべてのお子さんが、一律に接種できないということはありませんが、アレルギーのあるお子さんが予防接種を受ける時は、必ず、かかりつけ医(接種医)によく相談することが必要です。
たとえば卵に関しては、麻しん風しん混合ワクチン(麻しん単抗原ワクチン)には、極めて微量で高度に精製されていますが、ニワトリ胚細胞成分が含まれていま す。また、ワクチンに含まれる他の成分(添加物等)によるアレルギー反応を起こすこともありますので、卵に限らず、アレルギーのある方はかかりつけ医に相談してください。
家族に妊婦がいる場合、子どもに麻しん風しん混合ワクチンもしくは風しんワクチンを接種してもよいでしょうか?
風しんワクチン接種後3週間以内に被接種者の咽頭から一時的にワクチンウイルスの排泄があることが認められていますが、このウイルスによる周囲への感染は起こりませんので接種しても差し支えありません。
授乳期に風しんワクチン(麻しん風しんワクチン)を接種しても乳児に影響はないでしょうか?
乳児に一時的に抗体産生が認められると報告はありますが、無症状であり、抗体価も低く免疫を与えるには至らないとされています。分娩後、早い時期にワクチン接種を受けても授乳中の乳児に明らかな風しんの症状があらわれることはありません。
乳幼児期に麻しんと風しんとそれぞれ個々に1回予防接種を受けていますが、
2回目を麻しん風しん混合ワクチンを受けてもよいですか?
麻しん風しん混合ワクチンは、いままでの麻しんワクチンと風しんワクチンを混ぜ合わせたものであり、免疫の獲得率それぞれ単独で受けたものと変わりません。また、副反応の増強もないといわれています。1回の接種で麻しんと風しん両方の免疫が得られますので接種者本人の負担も少ないでしょう。
DPT三種混合を受ける前に、百日せきになってしまいました。どうすればよいですか?
百日せきの診断は難しいことが多く、はっきりと診断(検査室診断)されない場合は、かかったと考えない方がよいでしょう。かかったと確認された人は、DPT三種混合ワクチンではなく、DT二種混合ワクチンを用いてもかまいません。
また、かかったかはっきりしない人は、DPT三種混合ワクチンを用いて規定どおりの接種を受けてください。百日せきに対する免疫を保有している人がDPT三種混合ワクチンで接種を受けても、副反応が増強することはありません。いずれの場合も、接種前にかかりつけ医にご相談ください。
百日せきにかかって、DT二種混合ワクチンで接種を受ける場合 1期初回は3~8週の間隔で2回接種、1期追加は1期初回終了後1~1年半後に1回接種になります。

※定期予防接種に関するよくある質問Q&A:鎌倉市WEBサイト予防接種Q&Aより引用

定期予防接種のご予約

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予防接種の豆知識

生ワクチンと不活化ワクチン

予防接種に使う薬液を「ワクチン」と言い、大きく分けてつぎの「生ワクチン」と「不活化ワクチン」があります。

生ワクチン

生きた病原体を弱めたもので、接種することで、からだが軽く感染したのと同じ状態になって免疫をつくります。1回の接種で免疫ができ、その効果は長期間持続するとされています。

不活化ワクチン

病原体を殺し、免疫をつくるのに必要な成分だけを取り出したもので、生ワクチンと違って、免疫を得るには数回の接種が必要です。

別の種類のワクチンを接種する場合の接種間隔

あらかじめ混合されていない2種以上のワクチンを別々に接種する場合には、
通常生ワクチンの場合は、27日(4週間)以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。
また、不活化ワクチンの場合は、6日(1週間)以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。


  • ワクチン

    接種した
    場合
  • 生ワクチン

    BCG・麻しん風疹混合

    麻しん・風しん・水痘

    おたふくかぜ・ロタウイルスなど

  • 27日
    (4週間)以上

    間隔をあける

  • 別種類の

    生ワクチン 不活化
    ワクチン
  • 不活化
    ワクチン

    接種した
    場合
  • 不活化
    ワクチン

    四種混合・三種混合・二種混合・ポリオ

    日本脳炎・インフルエンザ・Hib・肺炎球菌・B型肝炎

    ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)など

  • 6日
    (1週間)以上

    間隔をあける

  • 別種類の

    生ワクチン 不活化
    ワクチン

同じ種類のワクチンを複数回接種する場合は、ワクチンごとに推奨されている接種間隔が定められていますので、そのスケジュールに沿って接種します。

定期予防接種のご予約

TEL:0467-22-7226
  • 診療時間 9:00~18:00
  • 休診日 木・日・祝・土曜日の午後

定期予防接種の対象となる年齢や条件等についての詳細は
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橋本クリニックのアクセス・お問い合わせ

医院名 医療法人社団平平會 橋本クリニック
院長 橋本 隆平
住所 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-2-40 KFビル2階
TEL 0467-22-7226
FAX 0467-23-1513
診療科目 内科・胃腸科・循環器科・整形外科・リハビリテーション科
休診日 日曜日、祝日、木曜日、土曜日の午後
診察時間
  • 午前 9:00~12:00
  • 午後 15:00~18:00
[交通案内]
JR横須賀線および江ノ島電鉄 「鎌倉駅」東口下車 徒歩6分

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